化学コンクール2003・トップページ

質問(Q&A)コーナー


このページでは参加者から寄せられた質問とその答において,公表した方がよいと思われるものをQ&A形式で挙げていきます.

 
活性炭は木炭ですか?
活性炭は表面積の大きな炭素ですが,その原料として,石炭,ピッチ,木炭,樹脂,ヤシガラなどがあります.この中で木炭(木)を原料とするものやヤシガラを原料とするものは木炭の一種となりますが,石炭やピッチ,樹脂から作られるものは木炭ではありません.
木炭・アルミニウム電池自動車はどのくらいのスピードが出るのですか?
試験的に作ってみた木炭・アルミニウム電池で動く模型自動車はいろいろなスピードのものがありましたが,10mの直線を10秒ほどで走り切るものもありました.
木炭(備長炭)の形は変えてもよいですか?
木炭(備長炭)の形状につきましては,特に規定はありません.丸や四角に削ったり,あるいは小さく砕いたり接着剤で大きくしたり,どのような形の木炭を用いてもかまいません.

ぜひ,電池の仕組みや反応を考えたり,いろいろ工夫して,高性能な木炭・アルミニウム電池を作ってください.アイデア次第で電池の性能はぐんと上がります.

ただし,注意事項として「化学コンクール規則」に

注3A. 木炭,アルミニウム,電解液,空気以外のものの反応を使っている場合は,それが偶然であっても,失格となります.

とありますように,電池としての反応物はあくまで木炭およびアルミニウムですので,他の物質が電池として反応してしまうと失格となります.木炭やアルミニウム以外の材料を使用するときは,電池反応をよく考えて選びましょう.
コンクールに参加するため,電池や車について調べているのですが,特に電池について適当な参考書が見つかりません.教えてください.
”木炭・アルミニウム電池”についてですが,学術誌にはあまり掲載されていないようです.
一般書籍としては,学校の先生向けの理科の実験を紹介する本などに掲載されているようです.化学コンクールとして本を特定すると,特定の出版社の宣伝活動となってしまうため,書籍名は挙げられませんが,大きな書店にはそのようなコーナーがあると思いますので,ご自分で,探してみて下さい.

ただし,誠文堂新光社より出版されている”子供の科学”2001年7月号の103ページからの記事をご紹介させていただきます.

また,インターネットではいくつかのサイトがあります.化学コンクールのホームページでは簡単ですが木炭・アルミニウム電池の作り方の一例を紹介しています.また競技規則や最新情報なども掲載されておりますのでご確認ください.

また,インターネット上に多くの方が同じような電池について記事を書かれておりますので,ホームページ検索サイトにて”木炭・アルミニウム電池”,”炭電池”,”備長炭電池”,”活性炭電池”等のキーワードで検索していただくといくつかのサイトが検索にかかりますので,試してみて下さい.ただし,個人サイトの場合,十分な吟味がされておらず間違った情報,検証の不十分な情報等が混在しておりますので,十分に注意して下さい.

”木炭・アルミニウム電池”は,その作製方法が簡単で,身近な材料で造れるにも関わらず十分な研究がなされていないため,個人のアイディアですばらしい物ができる可能性を秘めていると思います.是非いろいろな工夫をしてよりよい電池にチャレンジしてみて下さい.
どのような水溶液(電解液)の組み合わせがいいのですか?
どのような組み合わせにすればよいのかを調べたり,考えたり,試したりすることが大切です.もっとも強い電池ができる組み合わせを見つけてください.
車体は軽い方が速いのですか?
一般的には軽い方が速いですが,規則で本体だけで100g 以上,300g 以下と決まってます.その範囲内で車体に穴をあけるなど軽くする工夫をしてみてください.
コースの壁(仕切り板)にあたって車両が止まった場合は動かしていいのですか?
壁にあたって止まってしまったときは,車両の方向をかえてもかまいません.ただし,規則でスタートエリア内には二人以下と決まってます.チームから一人だけ,車両の方向をかえるメンバーを用意しておくといいでしょう.また,コースの仕切り板に接触しても車両が止まらないように工夫するといいでしょう.摩擦(まさつ)を減らすために車両の横にタイヤなどをつける工夫をしてみてください.
車両はどんなものでもいいのですか?
規則にしたがっていればどんな車両でもかまいません.市販の車両を参考に,軽くしたり,途中でとまらないような工夫をしてみるといいでしょう.
化学コンクール2003・トップページ

Written by CSJ Chemical Concours 2003 Working Group
"Copyright(C) The Chemical Society of Japan."